12月24日

学友K君の見舞いを受ける

 病室の入り口のドアが開いていたのか、昨夜は寒く、その上喉が乾いて三度ほど目を覚ました。朝がた体が熱っぼく体温を計ったら37.6度あった。慌て水枕を頼んだ。しかし二時間経っても水枕は来ない。業を煮やして別の看護師に頼んでやっと持ってきてくれた。熱で腰が痛かったので、湿布薬を頼んだ時もそうだ。主治医に聞いてみると言ってナースステーションに戻ったきり。一時間後に別の看護師に催促してやっと貼ってもらった。

K君とのツーショット
K君とのツーショット
 済生会川口総合病院で看護師たちが患者の希望に即座に応じて、常に患者とのコミュニケーションを大切にしていたのを見てきただけに、ここの看護師は総じて冷たい印象を与える。入院手帳には、看護部の理念は看護師が患者一人一人を尊重し、良質で満足度の高い看護を目指すことがであると書いてあるが、実体はそれほどでもない。またこの病院の看護師の技術レベルも低い、点滴の効き具合を調べるため1日二回採決していくが一度で採決できたためしがない。左右の腕に二カ所す゛つ針を刺しても血管にヒットしない。最後はベテラン看護士に助けを求めにいく。あるいは看護実習生にやらせているのかもしれないが、おかげで両腕は絆創膏だらけだ。

 この病院は県下で一、二を争う医療センターであると聞いてきた。しかしそれは医師スタッフの技術レベルの話であって、看護師らの患者に対する思いやりは見えてこない。どうやらソフト面のレベルはかなり低いようだ。

エントランスホールの上のラウンジ
エントランスホールの上のラウンジ
 看護師の制服は紺の半袖で下は白のズボンである。相対的に小柄で、女性看護師は一様にポニーテールのような髪形をし、マスクをしている。顔の表情が分からないため、目だけをぎらつかせているように見える。そのため彼女たちはマニュアル以外のことには一切関知しない看護ロボットに見えて仕方がない。

 午後の1時過ぎに大学時代の仲間であるK君が遠路はるばる見舞いに来てくれる。先週、彼は何人か同期生を引き連れて見舞い行くと連絡してきたが、カテーテル検査の後すぐ退院するからと断った。だが事情が変わった。バイバス手術の前に是非会っておきたくなったらしく今度は一人で行くと昨日メールしてきた。ありがたいことだ。

ラウンジでの語らいのひととき
ラウンジでの語らいのひととき
 いつもの赤シャツに愛用の黒い帽子を被った巨体が、カーテンの間からヌウッと姿を現わした。仮眠中だったので慌てて起きようとしたが、そのままそのままと制してベット脇の丸い椅子座った。まるでオットセイのような巨体に座られると、カーテンで仕切られた空間がいかにも狭く感じられる。

 一時間ほど病状や近況などを話しあった後、彼に車椅子を押して貰って売店で買い物をし、ついでにラウンジでカフェラテをご馳走になった。久しぶりのコーヒーが美味しかった。



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