1月8日

一般病棟での一日

 昨日、集中治療室から一般病棟に移されてからは、退院する前日まで日々の生活はまったく同じパターンの繰り返しでだった。整理すると次のようになる。

●起床6時、就寝22時。6時になると病室の電気をつけ、体温・血圧・体重・血糖値を看護師が調べていく。体重以外は1日四回繰り返される。その他に血中酸素濃度を調べるため採血も一回は行われる。

●食事は朝7時、昼12時、夜6時。主食・主菜・副菜、それに200mlの牛乳パックがつく。主食は2日目に粥から普通のご飯に替えてもらった。1日の摂取カロリー1600キロ、塩分6gに規制されている。一食のご飯の量は160gで気にならないが、そうじて病院食は不味い飯の代名詞みたいなもので決して旨いものではない。今は1日も早く退院して好物の餃子を食べられる日の来るのを夢みている。

●リハビリは午前と午後の二回、15分の自転車こぎをやらされている。最初は13Wの負荷で開始した。10日にリハビリセンターで体力測定が行われ、測定開始前は107だった最高血圧が140まで達した時点でギブアップした。時折ポツリと不整脈がでるが、継続して出るわけではなく異常という状態ではないという。その日の夕方体力測定の評価が伝えられ、普通の生活ができるまで回復しているのが確認された。 小生の現在の体力は4.3Metsだそうだ。その値は10キロの荷物を抱えて歩く、簡単な草むしりや立て膝で床の拭き掃除ができる、夫婦生活も問題ないレベルだそうだ。翌日から自転車こぎの負荷が30W (2.69 Mets)まで上げられた。入院まではジム通いをしていた小生にはちょろいものだ。

●回復の度合いをチェックするためかレントゲン、心電図、エコーの検査はほぼ毎日行われる。毎日のように検査しても状況はそれほど変化はないと思うだが、あるいは検査費を稼ぐ戦略かとつい疑ってみたくなる。

●以上のような日々を繰り返すことで、手術直後75.6キロあった体重が1月10日の朝の時点では70.8キロまで落ち込んだ。それが下げ止まりのようで退院する前日には73.0キロまで戻った。

●問題は血糖値である。もともと糖尿病患者なので血糖値が高いが、そのため切り傷の治りが普通の患者より遅くなる。血糖値を下げるため、毎食前にインシュリン注射を腹にブスブスうたれている。術後は血糖値は高くなりがちで、退院する頃には注射から錠剤に切り替えてくれるとのことだ。

●それまでは体拭きを看護師にやって貰っていたが、1月10日、2週間ぶりでシャワーを浴びる。それからは、ほぼ毎日のようにシャワーを使った。創(きず)の洗い方に特徴があり、ボデイソープを手の平で泡立て、創口は手の平を回すようになでていく。創のカサブタが剥がれるのを防ぐ洗い方である。



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